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よけいなものを入れず
小麦たちが元気にすくすく
育つために手間ヒマはおしみません

冬の寒さの中、顔を出し、雪の中、根を伸ばす
生命力 豊かな 小麦

大地のエネルギーを ふんだんに受け、青々と背を伸ばした穂は
春の太陽の陽を さんさんと浴び あたり一面を黄色に染め
そよそよと風の道を教えてくれる


主食の米より食べる機会が増えてきた小麦

日本での国産小麦の割合は約10%ほど
残りの90%は輸入と言われています

麦は湿気にとても弱い作物で、カビや赤サビといったものが発生するため農薬は欠かせまん。
また、赤サビが麦に一粒でも付いていたら出荷ができないため、必要以上に農薬を散布しがちです。
肥料も米に比べ、たくさん必要とし無肥料栽培では収量が著しく減少します。

その上、出荷までに他の作物よりもコストもかかります。
それにくらべ、輸入小麦は安価なため、国産小麦は市場に適正価格で流通しづらく、小麦を育てる農家さんは減少のいっぽうです。

その中で、農薬も除草剤も使用せず、肥料すら入れない小麦栽培は極めて難しく 苦楽の日々です。

数年、まったく取れない年もありました。
今でも まだまだ 収穫量は良かったり悪かったり 不安定ですが、お陰様で お待ちいただいたり
ご協力していただくことで 今まで続けてこれました。

市場に販売するも 輸入に比べ とても高いと理解もされにくく何度も小麦栽培を諦めようと思いました。

それでも 私たちを 理解し 応援してくれ
小麦を求めてくれる人達のために

そして もっと多くの人たちに本当の味を知ってもらいたい。

第2の主食 小麦

安心で安全な小麦を少しでも多くの人達に届けたい
そんな熱い気持ちの中、小麦栽培をさせてもらってます

製粉は宝暦年間(1751〜1763年)創業の田中製粉

〜製粉のこだわり〜

時代が移り変わった今でも昔ながらの製法で、なるべく熱をかけずに製粉するため、小麦本来の風味が残る小麦粉です。
小麦および、製粉工程に永きに渡り精進した職人が毎日の天候を見ながら微妙に製粉機を調整して仕上げています。

製粉工程の一部に石臼を使用しており、その豊かな香りやキメ細かい粉は口当たりがよく、ふんわりとした仕上がりになります。

小麦の未来を少し変えたいです


輸入の際使用される ポストハーベスト農薬は現在、日本では使用禁止になっています。
しかし、輸入作物(麦・豆・果実)に関しては認められ、輸入時に虫やカビが発生しないよう、品質が低下しないよう、殺虫・殺菌・防カビ剤などを農薬としてあつかわず、食品添加物として作物に直接または燻蒸処理しています。

薬剤の中には発ガン性や、催奇形症精神障害など
人体への影響を与える疑いのある成分も含まれており
アレルギーのリスクもあります。

ポストハーベスト農薬の残留度は通常、畑でまかれる農薬の数百倍とも言われています。